現代はストレスの時代だと言われています。
毎朝、満員電車に揺られ、誰もが毎日バタバタとあわただしく生活し同時にいくつものことをしています。
そうした生活のペースをさらに加速させるように携帯電話やスマートフォンやPCなどが普及しています。
私たちは時間に追われる日々ですよね。
私はこのストレスの時代が大人のアトピー性皮膚炎を生み出したと考えています。
アトピーは心身症である
アトピー性皮膚炎は心身症であると言うお医者さんがいます。
私もそう思います。
心身症とは、
- 仕事がうまくいかない
- 人間関係がよくない
- 借金をして返済に追われている
など過度なストレスが続くと、免疫力が低下し、十二指腸潰瘍や胃潰瘍など、身体の病気となって現れることをいいます。
私は大人のアトピーも心身症の一つだと考えています。
一般的に、心身症は、
- 自分の感情を抑制しやすい
- 几帳面
- 責任感が強い
- 完璧主義
- 自己犠牲的
- いい子すぎる
などの性格の人に多く見られます。
例えば、私の場合は、親や学校の先生の期待に応えるために、自分のやりたいことを我慢して、どんなことでも親の言う通りにやってきました。
その結果、大学生のとき、突然、重度のアトピー性皮膚炎が発症したのだと思います。
なので、大人になってからアトピーになった人は、ステロイドを塗ったり、化粧水で保湿したりと身体の外から治療するだけではなく、内面から治療する必要があります。
そして、私は、内面から治療する方法としてワクワクすることをやることがとても有効な治療法であると考えています。
ストレスの最大の原因
ストレスの最大の原因は、やることが多すぎることではなありません。
やりたくないことをすることがストレスの本当の原因なのです。
心身症の研究によると、楽しいことをしている人は病気に対する抵抗力がつくそうです。
楽しいことをしている人のあいだでは、偏頭痛や胃潰瘍、高血圧や慢性頭痛、皮膚病やインフルエンザ、風邪など、ストレスと関係している病気も見られませんでした。
好きなことをしていない人はその度合いがひどければひどいほど、ストレスにとことん弱くなります。
逆に、ワクワクすることをすれば、ストレスがなくなって、元気が湧いてきます。
例えば、私の場合、大きなストレスを感じる日には、大好きなフットサルをしたり、映画を見たりします。
フットサルに夢中になっていると、ストレスの原因になったできごとはもう忘れています。
緊張が解けて、心が落ち着き、あれこれ心配したりしません。
また、映画はひとりで見ます。

なぜかというと、私は子どもの頃からの影響で、感情を抑制しやすくなっているため、だれかと一緒に映画を見ると、感動しても泣くのを我慢してしまうからです。
涙には、様々なストレス要因となる物質が含まれているので、涙を流すことにより、ストレスを老廃物として体外へ排出できるのです。
さらに、涙にはストレスによって生じる苦痛を和らげる脳内モルヒネ「エンドルフィン」に似た物質も含まれています。
なので、感情をおさえずに、涙はどんどん流した方が良いのです。
私は、部屋の中で、いつも一人で号泣しています(笑)
たくさんのワクワクを生活を取り入れる
数あるワクワクを生活に生かせば生かすほど、人生が楽になります。
自分がワクワクすることをする生き方は、私たちの心や体をくつろがせ、多くの病気も治す力があります。
好奇心のおもむくままに行動し、大好きなことを夢中になってやるようになるとストレスがあなたの生活に入ってこれなくなります。
自然とストレスに対する抵抗力がつき、自分がアトピーであることを忘れてしまいます。
「ワクワクすることをやれ」っていっても、仕事があるし、そんな時間ないって思う方もいると思いますが、最初はごく日常的なことから好きなことをやっていけばいいのです。
毎瞬、毎瞬、自分の選べる選択肢の中で、一番ワクワクすることを選んでください。