
こういった疑問にお答えします。
ストレスとかゆみの関連性
ストレスとかゆみの関連性については、まだ医学的には証明されていないようですが、私の経験上では、おそらく関係があります。
アメリカでは、これを支持する学説が注目を集めているみたいです。
その学説によると、
皮膚に異常が起こってから信号がでるのではなく、皮膚から脳へは、一定の信号が送られている
らしいのです。
そして、皮膚に異変が起こると、信号が変わって、それが脳に伝わってかゆみを感じるというわけです。
この説が正しいとすると、ストレスとかゆみの関連性が説明できますね。
というのは、脳がストレスをちゃんと処理できない場合、皮膚から脳への信号を伝達するシステムが乱れ、何も皮膚に異常がないのにかゆみを感じることがありうるからです。
大人のアトピーはストレスが原因
大人になってからアトピーになった人で、病院に行っても、なかなか治らない人は、ストレスが原因である可能性が高いです。
つまり、いくら表面上でステロイドなどの薬で治そうとしても、本質的な内面の部分を直さなければ、いつまで経っても治らないということです。
では、どうやってこのストレスを取り除けばいいかという問題が出てくるかと思います。
ですので、私が実際にアトピーを治した方法を簡単に一つご紹介したいと思います。
α波が大人のアトピー改善の秘訣
具体的には潜在意識を使って大人のアトピー性皮膚炎を改善していく方法です。
普段私たちは、顕在意識でβ波という脳波を出して、視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚の五感を使って、生活しています。
一方、睡眠中は潜在意識や無意識の領域に入り、α波、θ波、δ波という脳波を出しています。

脳波(Hz)は、δ波<θ波<α波<β波という順番で大きくなるのですが、一番エネルギーが高い脳波がα波で、最もエネルギーの低い脳波がβ波です。
脳がα波のときが、心身が完全にリラックスしている状態であり、脳が快楽ホルモンと呼ばれるドーパミンを分泌しているため、ストレスを軽減してくれます。
これが大人のアトピー性皮膚炎の改善のための秘訣なんです。
ではこれから睡眠中以外にα波の状態になる方法をご紹介します。
α波の状態になる方法

1.周りに人がいない静かな環境で、椅子に座って目を閉じてください。
2.リラックスして、腹式呼吸をしながら、数字を10から1まで数えてください。
1を数えたときに体が温かくなってくればα状態になっていますが、温かくなっていない人は、数字を25から1、50から1に変えてみてください。コツは目を閉じながら20°ぐらい上を見ることです。すると、脳波が下がりα波の状態になりやすくなります。
3.α状態に入ったら、5分間普通の呼吸をしながら、身体と心をリラックスさせてください。
4.α状態が一番エネルギーが高く、この状態でイメージしたものは実現しやすくなります。
そのため、この状態でアトピーが完全に治ったときのことをありありとイメージしてください。そして、「私はどんどん日ごとに良くなっていきます。」と心の中で唱えてください。これを5分間行ってください。
5.もとの意識に戻るには、脳の周波数をゆっくりと通常のベータの周波数にあげていく必要があります。
6.1から5までを数え、ゆっくりと意識をもとの状態にもとに戻してください。
この1から5のステップを毎日繰り返すと、神経系の組織が鎮静され、ストレスがなくなってきます。
簡単に説明しましたが、これだけでも十分効果があると思います。
ぜひやってみてください。
表面だけでなく、本質なところを解決しましょう。