大人のアトピー性皮膚炎の人はストレスで発症する場合が多いです。
そういう方はストレスをためないためのマインド(考え方)を身に付けることが重要です。
そこで、私がアトピーを繰り返さなくなった充足思考という考え方について紹介しようと思います。
この記事を書いている私は19歳のときに突然、重度のアトピーになりました。1年間、様々な治療法を試して無事完治することができましたので、ぜひ参考にしてみてください。
充足思考とは?
充足思考とは、私が勝手に名づけたのですが、不足感を補うために努力するのでなく、今ある人・もの・金・情報に心から感謝し、自分に足りないものは何一つなく、すでに充分備わっているという考え方です。
私がこのマインドを提唱する理由を、私が重度のアトピーを発症した経緯を交えて話したいと思います。
実は、僕は小さいころから、学校教育や部活動など、比較競争の中で周りに負けないために自分が不足している部分を埋めようとして頑張ってきました。
そして、大学1年までこの生き方をしてきましたが、永遠に終わりのないレースを走っているみたいで、心が満たされることはありませんでした。
いつの間にか、社会や親や学校から植え付けられた価値観や考え方のせいで、自分が本当にやりたいこともわからなくなり、大学1年の時にそのストレスで全身重度のアトピーになってしまいました。
アトピーが発症してからは、何が何だかわからず、とりあえず病院に行きステロイドという薬を処方されました。
ステロイドを塗った直後はきれいに治っていたのですが、なぜかすぐに再発するのです。
それを何回も繰り返していく内に、ますますひどくなっていきました。
大人のアトピーは内面が原因
そこで、これだけ病院に行っても治らないんだから、もしかしたら、内面に問題があるのではないかと考えました。
そして、自分とは何かとか、自己愛とは何か、社会や医学界の仕組みはどうなっているかなどの様々な内面を整理するためのワークをしました。
少しずつ過去の自分を紐解き、レッテルをはがしていくにつれて、ありのままの自分に気が付くようになっていきました。
すると、アトピーも剥がれ落ちるように治っていきました。
- 外から何も補うことはできない
- もうすでに持っている
- 今あるものを大切にしよう
そう思えるようになりました。
でも、この充足思考は今の日本の比較競争の社会では、あまり受け入れられていません。

この民主主義の世の中では仕方のないことかもしれません。
しかしながら、この充足思考という考え方は、努力しなくていいということではありません。
ありのままの自分を認めた上で、
- どうすることが喜びなのか?
- そのためにはどうすればよいのか?
を考えて行動することが大事です。
私は、この考えをもつようになってからは、心が穏やかになって、イライラすることはなく感謝で満ち溢れた毎日になりました。
今ある人・もの・お金・情報に感謝して、今までの考え方・あり方を見直してみてください。
すでにまわりに幸せの種はいっぱい落ちています。
それをひとつひとつ大切に大切に育てて、幸せの花をたくさん咲かせましょう。
大人のアトピー性皮膚炎にはこのマインドが非常に重要になってきます。ぜひ、この充足思考を身に付けてください。