私のクライアントやメルマガ読者さんに

という方がたくさんいます。
不安というのは、ストレスを生みますので、大人のアトピーを悪化させる原因になります。
なので、不安なものはできるだけ、取り除きたいですよね。
「不安」を取り除く方法
実は、私も極度の心配性だったので、毎日、何かあるたびにビクビクしていました。そして、どんどんストレスがたまっていって突然、アトピーが発症しました。
私のクライアントの大半が私と同じように心配性なので、心配性が原因でアトピーになるのかもしれません。
心配性というのは、生まれつきの性格でもあるので治すのは難しいかもしれませんが、私が心配性を克服するために昔よくやっていた方法をご紹介したいと思います。
最悪の状況をシミュレーションしてみる
少しでも不安なことがあると、その不安がどんどん大きくなってどうしようもないという状況を前もって一通りシミュレーションしてみるという方法です。
たとえば、私は大学時代、重度のアトピーだったので、大学にも行くのも難しいし、就職活動はできなかったので将来が不安でたまりませんでした。
そこで、
「どこにも就職できずに路頭に迷い、病院に行く金もなくなり、そのまま道端で死ぬ」
という最悪の状況をシミュレーションしてみました。
すると、

という風に思えて、「なんとかなるだろっ」という気になりました。
さらに、実際にはそんな状況にはならないからもう本当に大丈夫だと思えるわけなんです。
人は、知らないものを恐れ、不安になります。逆に言えば、知ってしまえば不安ではなくなるということです。
なので、不安の正体を見つけることが不安を取り除くために必要なんです。

という方もいらっしゃると思います。
そんなときは、あなたの友人がそういう事態に陥った状況をシミュレーションしてみるといいと思います。

という風に考えられると思います。
こういう風に考えると、友人さえ何人かいれば、私が考えた最悪の状況は起こる可能性はゼロに等しいですよね。
心配事の96%は起こらない
アメリカのミシガン大学の研究チームが行った調査によると、心配事の80%は起こらないとされています。
起きるのは残りの20%ですが、そのうちの8割(16%)は、あらかじめ準備して対応すれば、心配事には至らずに解決できるそうです。
つまり、そのときにならないと手の打ちようのない「本当の心配事」は全体の4%にすぎないのです。
私たちは、このたった4%の発生確率にも関わらず、不安や心配という行為に、多くの時間を費やしているのです。
そう考えるとバカバカしてくて、心配して損した気分になりますよね。
心配性のアトピーの人はこれからは、常に「心配事の96%は起こらない」ということをマインドセットとして頭に入れておいてください。
そうすることによって、不安なことがあっても、ビクビクせずに「どうせ、最悪な状況なんて起きないんでしょう?」と流すことができます。
不安なことが実際に起こっても、「自分を成長してくれるために神様が与えてくれた試練かもしれない」とポジティブに考えましょう。
そもそも出来事に意味はありません。
そこにあなたがどう意味づけするか、つまりプラスの解釈をするか、マイナスの解釈をするかなのです。
出来事にプラスの意味づけができると、どんな出来事でもありがたいと感じられるようになり、人生のすべての面でどんどん良い方向に流れていきます。